少年よ、ねだるな。己の人生は己で勝ち取れ。

思考を磨け、そして、人生に挑め。DEEP THINK...more

8年寄り添った彼女と別れました。

※こちらは2014年2月16日の記事です。

 ブログ以降につき、再掲させて頂きます。

 

先日、8年お付き合いさせて頂いた彼女と別れました。

18歳の頃から26歳まで付き合い、19歳から同棲し婚約間近で家も引っ越したばかりでした。

自分の家族にはよく紹介していたので、家族ぐるみの付き合いもしてました。

(毎年年末にまると自分の実家に連れて帰ってました。)

 実家に初めて連れて帰った時は皆大喜びしてくれました。彼女は一般的に言ったら相当美人だったので「東京からモデルさんがきたぞ!」なんて近所に言いふらしていたようです。地元のTSUTAYAに一緒に言ったら皆にジロ~って見られてました。

 しかも容姿がいいだけでなく、性格も本当にいい子で、自分のわがままをなんでも聞いてくれました。大学生でお金のなかった頃からず~っと今まで自分を支えてくれた人生の恩人です。

 今まで文句を何一つ言わずに付いてきてくれた彼女。こんなにいい彼女、他に絶対いないでしょう。

自分のバカな行動にも純粋に笑ってくれて、お互い幸せな日々を過ごしていました。

何気ない日常がいつも幸せでした。

2年前にちょうど社会人になって、自分のライフスタイルがガラッと変わって、彼女が寝てる時間に帰ってきて、彼女が起きる前に仕事に行く生活が今まで続きました。

唯一、土日に休みをとれるときは一緒に近所の中華屋によく行ってました。

この中華屋が結構美味しくて、一緒にいれる数少ない時間で、彼女を毎週この中華ランチを楽しみにしていました。

 

会社で立場が少しずつあがるにつれて、自由な時間も少なくなってきました。

売上もここ2年で3倍以上に膨らみま、案件をこなす量が土日返上をしないととても間に合わなくなりました。

すると仕事で手一杯になり、無意識に彼女への愛情が薄れていきました。

今までは仕事がどんなに忙しくても、どこかで少しでも彼女と過ごしたい、一緒にご飯に行って喜ぶ顔を見たい、と思っていました。

 だけど少しずつ立場が上がり、次第に仕事への熱心さ、会社への愛情も増していき、彼女よりも仕事を優先するようになっていました。

自分の中では全く気づきませんでした。時に仕事のストレスを彼女へぶつける日さえありました。

ある日、彼女が「最近、付き合っててどうなんだろうって思ってきちゃって」って言われた時に、「何いってんの?仕事が忙しいのはしょうがないじゃん。子供できたらもっとお互い大変だよ?そんなんじゃ結婚できないじゃん!」って凄く怒ってしまった。

 今思えば本当に後悔しています。

普段、文句ひとつ言わなかった彼女が号泣して「もう付き合うのやめよう?」と言ってきたあの日。

お互い結婚するのが当たり前と思っていた最中、まさかの出来事でした。

婚約を機に引っ越して、まだ1ヶ月くらいしか立ってないです。 

両親からも引越&婚約のお祝いをたくさん頂き、自分の家族と家具まで一緒に買いに行ったばかりでした。

「こんなことってあるの?」って自分に何度も問いました。

最初は現実を受け止められなかっですが、次第に目から涙が溢れ出てきました。

「本当にごめんね?色々考えた結果なんだ。やっぱり結婚するなら大好きな人と結婚したい。本当ごめんね。」

 って号泣しながら言われて、言葉がでなかった、、、

「8年間、本当にありがとね。本当に楽しかったよ。去年、一緒に海いけてよかった。楽しかったんだ、ありがとう。」って。

仕事があまりにも忙しすぎて、去年は会社の夏休みに逗子海岸に一度行ったきりでどこにもデートらしいデートはいけませんでした。 

一緒に住んでいたから、デートしなくても一緒にいれるし大丈夫と思っていました。

考えたら1年で海しか連れていけなかったんだって、、、

長年付き合ってるとはいえ、やっぱり女性ってそういう所、気にするんだって思いました。

その瞬間、申し訳なさで涙が止まりませんでした。

普段、何も言わないこの子が号泣してこんなことを言うなんて、相当追い詰めていたんだろうなって、、、

本当に、本当に、申し訳無くて後悔の涙が溢れ出てきました。

「本当にごめん、気づかなかったよ。本当にごめん。」

 もう数えきれないくらい、誤り続けました。

でも彼女の決心は固く、状況が変わることはなかった。

 「これから荷物をまとめて、明日には家出て行くね。お父さんにも実家に帰ることは伝えているから。」

って言われた瞬間は本当に死ぬかと思った。今までずっとそばにいてくれた人がいきなりいなくなることを想像しただけで、とにかくわからないけどとてつもない恐怖が襲ってきました。

何度も「行かないでほしい。俺、絶対改善するから。頼む。」って言ったけど、

彼女は「いろいろ考えた結果だから。」の一点張りで状況は何も変わらなかった。 

本当に出て行っちゃうんだって、この幸せな時間はもう二度と戻ることは無いんだって。 

最後の夜はベットで腕枕させてもらって、「こんな思いさせちゃって、本当にごめんね。」って何度も何度も言いました。こんなにもいい子に深い傷を追わせちゃって、後悔と申し訳なさの涙が止まらなかった。

彼女は泣きながら「もっと早く結婚すれば良かった」っ言ってきて、その言葉が心にずっしり刺さってまた涙が止まらなくなった。

今すぐ結婚しよう、そう思ったけど、もう遅かった。

お互い号泣しながら、いつのまにか就寝しました。

こんな状況だったけど、自分にはやらなくてはいけない仕事があったから、

朝5時位に起きて、彼女が起きるまで仕事をしていた。 

彼女が目を覚ますと、朝からベットで号泣していて、その姿をみて自分も涙が止まらなかった。

内心は「なんでそんなに泣いているのに別れるんだよ!」って心の中で叫びまくっていた。行かないでよ!って。

自分には仕事があったので、8時くらいには家を出ないといけなかった。

支度をして家を出ようとしたら彼女が泣きながら近くに寄ってきて「今まで本当にありがとう。本当に感謝してる。でも今日がもう会えるの最後だから。」って号泣しながら抱きついてきました。

人生でここまで悲しみに襲われたことはありませんでした。

爺ちゃんが無くなった時よりも、友人が無くなった時よりも、辛かった。

自分もこらえていた涙が抑えきれず「本当にありがとうね。そして本当にごめんね。」

って3分間くらい抱きしめた後、家を出ました。

 電車での移動中も涙が止まらなくて、ずっと下を向いて歩いていました。

移動中も過去の思い出がフラッシュバックで流れてきて、なんであんなにいい子がそばから離れていくんだろう?なんで?なんで?ってずっと思ってた。

これもすべて自分の責任で自業自得です。

どんなに忙しくても僅かな時間でも、愛情は注ぐことは出来ました。

でも自分はその努力をしませんでした。 

結果、愛する人に一生治らないくらいの深い傷を追わせてしまった。

本当にこの罪は重い。 

今は2人で暮らしていた家を自分1人で住んでいますが、1人暮らしの部屋としてはちょっと広いので寂しさが半端ないです。

もう1ヶ月くらい経つので気持ちは落ち着きましたが、たまにものすごく心臓がえぐられるような悲しみが襲ってきます。

 

失った宝物の代償はあまりにも大きい。

 

 今は仕事しかやることがなくなったので、2014年は仕事で結果を出すことに決めました。

今回の件で大きなモノを失いましたが、代わりにヒト愛すること大切さを学びました。

家族、友達、恋人、仕事関係の人、すべての人に愛情を注がないと、想像を絶する悲しみがおそってくることを。

本当にヒトを大事にしようと考えるようになりました。

 

後悔してからでは遅い。

 

この想いが少しでも多くの人に伝わってほしいと、心から思います。

大切な人がいたら、後悔の無いように全力で愛して下さい。

 

元カノへ

今まで本当にありがとうございました。あなたのおかげで、大切なことを学びました。これからは男を磨いて、いつか戻ってきてもらえるような魅力あるヒトに必ずなってみせます。次、戻ってきてくれたら直ぐに結婚しよう。

 

本当にありがとう。心から感謝しています。ありがとう。ありがとう。